3代目アテンザ(GJ型)について(スカイアクティブD搭載。鼓動デザインを採用した欧州車的デザイン)

3代目アテンザ(GJ型)について(スカイアクティブD搭載。鼓動デザインを採用した欧州車的デザイン)

目次

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スカイアクティブテクノロジーやロータリーエンジン、デザイン面では魂動デザインなど、魅力の多いマツダのクルマ。

このサイトでは、現行モデルから過去モデルからまで、マツダのすべてがわかるサイトを目指しています。

今回は、3代目マツダ アテンザ(GJ系)についてです。

魂動デザインが採用された初めてのアテンザになりました。

その他、スカイアクティブテクノロジーが搭載され、クルマの設計を0からやり直すマツダの明確な意思を示したモデルです。

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3代目マツダ アテンザ(GJ型)の動画

まずは3代目マツダ アテンザ(GJ型)の動画を見てきます。

この動画は、ディーゼル、MTモデルの試乗動画です。

ディーゼルエンジンなのに高回転まで回る気持ちよさと、太いトルクによる力強い走りが魅力です!

3代目マツダ アテンザ(GJ型)の加速性能

3代目マツダ アテンザ(GJ型)の加速性能を見ていきます。

この動画は、スカイアクティブD 2.2搭載モデルのフル加速動画です。

0-100加速タイムは7秒台です。

次にガソリンモデルのフル加速動画を見ていきます。

この動画はスカイアクティブG 2.5搭載モデルのフル加速動画です。

0-100加速タイムは9秒です。

3代目マツダ アテンザ(GJ型)の加速性能

3代目マツダ アテンザ(GJ型)のエンジン

3代目マツダ アテンザにはディーゼルエンジンのスカイアクティブDとガソリンエンジンのスカイアクティブGがあります。

ディーゼルエンジンモデル

スカイアクティブD 2.2(SH-VPTR型エンジン)

直列4気筒2.2Lディーゼルターボ

最高出力:129kW(175PS)/4500rpm

最大トルク:420Nm(42.8kgf・m)/2000rpm

SH-VPTR型エンジンについては、以下の記事で詳細をまとめています。

是非ご覧ください。

SH-VPTR型エンジンの詳細記事

ガソリンエンジンモデル

スカイアクティブG 2.5(PY-VPR型エンジン)

直列エンジン4気筒2.5L

最高出力:138kW(188PS)/5700rpm

最大トルク:250Nm(25.5kgf・m)/3250rpm

大排気量の伸びやかな加速が魅力です。

PY-VPR型エンジンの詳細記事を書いています。

是非ご覧ください。

PY-VPR型エンジンの詳細記事

スカイアクティブG 2.0(PE-VPR型エンジン)

直列エンジン4気筒2.0L

最高出力:144kW(155PS)/6000rpm

最大トルク:196Nm(20.0kgf・m)/4000rpm

アテンザの車両サイズから見ると小さ目のエンジンです。

維持費を抑えつつ、大型セダン/ワゴンが欲しいなら検討できるエンジンです。

PE-VPR型エンジンの詳細記事を書いています。

是非ご覧ください。

PE-VPR型エンジンの詳細記事

3代目マツダ アテンザ(GJ型)のトランスミッション

6ATと6MTが選べます。

6ATのダイレクト感と官能性は素晴らしいものがあります。

同価格帯にある他の車種ではCVTが一般的なため、多段AT派の人にはアテンザがおすすめできます。

また、今となっては貴重なMTモデルも存在します。

6MTなので、車速に応じたギアを選べ、またディーゼルエンジンとMTの組み合わせはエンストしにくいというメリットがあり、クルマ本来のを「操る愉しさ」を体感できるモデルになります。

3代目マツダ アテンザ(GJ型)の駆動方式

次に、3代目マツダ アテンザ(GJ型)の駆動方式を見ていきます。

3代目マツダ アテンザ(GJ型)には、FFとAWDがラインナップされています。

ガソリンエンジンモデル(スカイアクティブG 2.0、スカイアクティブG 2.5搭載モデル)では、全モデルでFFとなっています。

ディーゼルエンジンモデル(スカイアクティブD 2.2搭載モデル)では、FFとAWDが選択できます。

3代目マツダ アテンザ(GJ型)のエクステリアデザイン

次に、3代目マツダ アテンザ(GJ型)のエクステリアデザインを見ていきます。

まずはフロントデザインです。

水平基調のデザインで、低く構えているデザインは低重心さを強調します。

欧州車のような雰囲気があり、国産車の中で見れば一番デザインが美しいです。

次にサイドビューです。

フロントからリアへ流れる流麗なデザインが美しいです。

FFのセダンではありますが、フロントオーバーハングは切り詰めているので、全体としてスポーティなデザインになっています。

最後にリアデザインです。

この画像はワゴンになります。

ワゴンのリアデザインを見ても、高さを抑えているためスポーティなデザインとなっています。

3代目マツダ アテンザ(GJ型)のインテリアデザイン

次に、3代目マツダ アテンザ(GJ型)のインテリアデザインを見ていきます。

まずは運転席周りからです。

インテリアはブラックとホワイトでコントラストの効いたデザインとなっています。

スイッチ類も一か所に集まっていて、扱いやすさを意識しています。

次に車内空間を見ていきます。

アテンザはマツダのフラッグシップセダンであり、車両サイズもかなり大きいです。

そのため、車内空間は広く、リアシートの足元空間も十分広いです。

したがって、4人乗車での長距離ドライブも快適に行えるでしょう。

3代目マツダ アテンザ(GJ型)の安全装備

次に、3代目マツダ アテンザ(GJ型)の安全装備について見ていきます。

アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)

アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)は、対向車を認識したときに部分的に消灯を行うことで、対向車へのまぶしさを防ぐシステムです。

アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)については、次の記事をご覧ください。

アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)の詳細記事

ハイ・ビーム・コントロールシステム(HBC)

夜間に自動でハイビームになります。

明るい街中や、先行車、対向車を認識すると、自動でロービームになります。

ハイ・ビーム・コントロールシステム(HBC)については、次の記事で詳細をまとめました。

ハイ・ビーム・コントロール(HBC)の詳細記事

車線逸脱警報システム(LDWS)

車線逸脱時に警報を鳴らします。

車線逸脱警報システム(LDWS)については、次の記事で鍾愛をまとめました。

車線逸脱警報システム(LDWS)の詳細記事

ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)&リア・クロス・トラフィック・アラート(RCTA)

ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)は、後方にクルマが存在するときに、ドアミラー内のインジケーターで知らせてくれる機能です。

ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)については、次の記事をご覧ください。

ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)の詳細記事

リア・クロス・トラフィック・アラート(RCTA)は、後退時に後方にクルマが存在するときに知らせる機能です。

リア・クロス・トラフィック。アラート(RCTA)については、次の記事をご覧ください。

リア・クロス・トラフィック・アラート(RCTA)の詳細記事

ドライバー・アテンション・アラート(DAA)

ドライバー・アテンション・アラート(DAA)は、疲れていない時のクルマの動きを学習し、学習した以外の挙動があったときにはドライバーが疲れていると判断し、休憩を促します。

ドライバー・アテンション・アラート(DAA)については、次の記事をご覧ください。

ドライバー・アテンション・アラート(DAA)の詳細記事

交通標識認識システム(TSR)

交通標識認識システム(TSR)は、交通標識を認識し、一時停止の注意喚起を行ったり、制限速度を超えている場合にお知らせする機能です。

交通標識認識システム(TSR)については、次の記事をご覧ください。

交通標識認識システム(TSR)の詳細記事

アダプティブ・フロントライティング・システム(AFS)

ステアリングを切る角度と車速に応じてヘッドランプの向きを自動的にコントロールし、夜間のカーブや交差点などで進行方向を照射する装備です。

夜間に進行方向の視界を確保し、安全走行をサポートします。

アダプティブ・フロントライティング・システム(AFS)については、次の記事をご覧ください。

アダプティブ・フロントライティング・システム(AFS)の詳細記事

360°ビュー・モニター+フロントパーキングセンサー(センター/コーナー)

クルマの周りの360°の状態をナビ画面に表示します。

低速走行時に目では直接確認しづらいエリアの安全確認をサポートします。

360°ビュー・モニターについては、次の記事をご覧ください。

360°ビュー・モニターの詳細記事

フロントパーキングセンサー(センター/コーナー)については、次の記事をご覧ください。

フロントパーキングセンサー(センター/コーナー)の詳細記事

アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)

先行車や歩行者の動きをカメラで監視し、危険と判断した場合にはブレーキを制御し、衝突を防止します。

先行車に対しては、4~80km/hで作動、歩行者に対しては10~80km/hで作動します。

アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)については、次の記事をご覧ください。

アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)の詳細記事

AT誤発進抑制制御[前進時]

アクセルの踏み間違いによる事故を防止します。

AT誤発進抑制制御[前進時]については、次の記事をご覧ください。

AT誤発進抑制制御[前進時]の詳細記事

スマート・シティ・ブレーキ・サポート[後退時](SCBS R)

後退時に後方の状態をカメラで認識し、障害物を認識した場合にはブレーキが作動します。

スマート・シティ・ブレーキ・サポート[後退時]については、次の記事をご覧ください。

スマート・シティ・ブレーキ・サポート[後退時](SCBS R)の詳細記事

AT誤発進抑制制御[後退時]

ペダルの踏み間違いによる事故を防ぎます。

AT誤発進抑制制御[後退時]については、次の記事をご覧ください。

AT誤発進抑制制御[後退時]の詳細記事

スマート・ブレーキ・サポート(SBS)

15km/h以上で作動します。

カメラに加え、遠くまで認識できるミリ波レーダーで先行車を認識し、衝突の危険性がある場合にはブレーキが作動します。

スマート・ブレーキ・サポート(SBS)については、次の記事をご覧ください。

スマート・ブレーキ・サポート(SBS)の詳細記事

マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)[全車速追従機能付]

先行車を認識し、車間距離を保ちながら追従運転を行います。

マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)については、次の記事をご覧ください。

マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)の詳細記事

★この機能は、AT車のみとなります。

MT車の場合には、マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)が装備され、全車速の追従機能はありません。

レーンキープ・アシスト・システム(LAS)

60km/h以上で作動。

車線逸脱を防ぐための制御として、ステアリングをアシストする「逸脱回避支援(遅い)」と、車線の中央やカーブに沿って走るようアシストする「ライントレース(早い)」の機能が選べます。

レーンキープ・アシスト・システム(LAS)の詳細記事

3代目マツダ アテンザ(GJ型)の価格

最後に、3代目マツダ アテンザ(GJ型)の新車価格についてまとめます。

この新車価格は、投稿日時点のものです。

アテンザセダン

まずは、アテンザセダンの新車価格です。

グレード エンジン トランスミッション 駆動方式 新車価格
20S スカイアクティブG 2.0 6AT FF 2,829,600円
20S PROACTIVE 6AT FF 2,959,200円
25S L Package スカイアクティブG 2.5 6AT FF 3,542,400円
XD スカイアクティブD 2.2 6AT FF 3,240,000円
6MT FF 3,294,000円
6AT AWD 3,477,600円
6MT AWD 3,531,600円
XD PROACTIVE 6AT FF 3,369,600円
6MT FF 3,423,600円
6AT AWD 3,607,200円
6MT AWD 3,661,200円
XD L Package 6AT FF 3,952,800円
6MT FF 3,952,800円
6AT AWD 4,190,400円
6MT AWD 4,190,400円

アテンザセダンの新車価格は2,829,000円からとなります。

MTモデルも設定さてているのは、今のクルマとしては珍しいことです。

アテンザワゴン

次に、アテンザワゴンの新車価格です。

グレード エンジン トランスミッション 駆動方式 新車価格
20S スカイアクティブG 2.0 6AT FF 2,829,600円
20S PROACTIVE 6AT FF 2,959,200円
25S L Package スカイアクティブG 2.5 6AT FF 3,542,400円
XD スカイアクティブD 2.2 6AT FF 3,240,000円
6MT AWD 3,294,000円
6AT FF 3,477,600円
6MT AWD 3,531,600円
XD PROACTIVE 6AT FF 3,369,600円
6MT AWD 3,423,600円
6AT FF 3,607,200円
6MT AWD 3,661,200円
XD L Package 6AT FF 3,952,800円
6MT AWD 3,952,800円
6AT FF 4,190,400円
6MT AWD 4,190,400円

アテンザワゴンの新車価格は2,829,600円からです。

新車価格を見るとわかるように、セダンとワゴンではグレード構成が全く同じであり、車両価格も全く同じです。

通常は、ワゴンのほうが若干車両価格が上がるのですが、アテンザの場合にはセダンとワゴンのそれぞれが専用設計となっているために、車両価格は同じなのでしょう。

例えば、クルマの性格を特徴づけるホイールベースを見てみると、セダンでは2,830mmであるのに対し、ワゴンでは2,750mmとなっておりセダンのほうがホイールベースが長いです。

これは、セダンは走行性能を重視したためにホイールベースが長くなっており、ワゴンは積載性を重視したために、ホイールベースを長くしてリアオーバーハングを長くすることで、カーゴルームへのタイヤハウスの張り出しを抑えて、フラットな空間を実現しています。

したがって、アテンザの場合には単純に「迷ったらワゴン」という感じではなく、ライフスタイルに合わせて選んでいく必要があります。

スポーツドライブを楽しみたいならセダン、旅行が多いならワゴンといった感じで選ぶといいでしょう。

グレードでは、安全装備の関係上、PROACTIVE以上がお勧めです。

エンジンは、車両サイズ的にスカイアクティブG 2.0では苦しい場面があるかもしれません。

したがって、スカイアクティブG 2.5あるいはスカイアクティブD 2.2がおすすめです。

ラニングコストや動力性能の面から見ると、スカイアクティブD 2.2搭載のXD PROACTIVEやXD L Packageを選ぶとよいでしょう。

AWDモデルも選択できるため、冬の温泉地でも活躍できます。

一方、ガソリンエンジンには官能性など、クルマを操る楽しさそのものが凝縮されています。

その場合には、25S L Packageがいいでしょう。

6速の多段ATのリズミカルな変速とともに、官能的で爽快なドライブフィールが愉しめます。

3代目マツダ アテンザ(GJ型)のまとめ

ここまで、3代目マツダ アテンザGJ(型)について紹介していきました。

3代目マツダ アテンザ(GJ型)は、マツダのフラッグシップモデルであり、マツダの最新技術であっるスカイアクティブDや安全性能を体感できるモデルです。

MTモデルを残してくれているところも、クルマ好きとしてはうれしい部分ですね!

以上が、3代目マツダ アテンザ(GJ型)のまとめです。

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